名人倶楽部は電話での性行為(テレホン・セックス)を目的としたツーショットダイヤル・サービスである。
テレホンセックスを目的としたツーショットダイヤルは名人倶楽部の他にも多々あるが、名人倶楽部ほどマニアックな方向に特化したサービスは、おそらく日本国内には無い。
そんなマニアックであるはずのサービスを初めて利用する方は月間約1,000人に上り、テレホンセックスが「変態」と呼ばれるような限られた人たちだけのサービスでは無いことを数字が示している。
名人倶楽部は完全指名制のツーショットダイヤルである。
世の中にある「携帯端末の機能を利用した性行為を目的としたサービス」の多くは不特定多数の相手と繋がるのだが、名人倶楽部は徹底して完全指名制であり、これは利用者の満足度を追及した結果なのだ。
性的欲求を満たす為に、勇気を出してこのような一見アンダーグラウンドなサービスを利用する相手に対し、どんな相手と繋がるか選べないという環境は不親切であると言わざるを得ない。
もちろん指名できるコンテンツを用意したサービスも多々あるが、不特定多数の相手と繋がる事を前提にしたコンテンツを用意しているという時点で「経験の浅い利用者が高い満足感を得られない可能性が高い」選択肢を用意してしまっており、誤った選択をしてしまった利用者は低い満足度のまま「電話での性行為の何たるか」を自分なりに消化してしまい、真のテレホンセックスの快感を知らずにその一生を終えてしまう。
名人倶楽部は「女性の録音を聞いて気に入った相手を呼び出す」以外の選択肢が無いので、初めての方も常連の方も、同じ環境でサービスを楽しむことができる。
しかし、指名するしかないという事は、指名を待つ女性が一人もメッセージを録音していなかったら利用するコンテンツが無くなってしまい、今この場で性的欲求を開放したいという利用者の需要に応える事ができない。
よって、24時間365日いつでも女性がメッセージを録音できるようスタッフが環境を整えており、たとえ元旦のAM4:00、日本一利用者が少ないであろう時間でも10件くらいの録音があるので安心してほしい。
また、名人倶楽部は「利用者に絶対射精してもらう」という信念を掲げている。
様々な体質、性質を持つ人間という生物を相手に絶対射精というのはいささか無理があるのは百も承知で、それでも掲げている。
それは、ダイヤルQ2黎明期から存在し続けている日本最古に分類されるテレホンセックスサービスの代表としての自負心であり、覚悟である。
もし貴方が射精できなかった時は遠慮せずお客様サポートまで電話して、良くない点を指摘するといい。もっと優れたユーザーエクスペリエンスの提供に尽力してくれるはずだ。
電話での性行為をテレホンセックスと呼び、多くの方が利用している事は前述したが、なぜ多くの男女が利用しているか。
それは親以外の異性と電話したことがあれば誰にでも起こり得る生理現象の延長線上に、テレホンセックスが存在しているからである。
誰にでも起こり得る生理現象を分かりやすく一言で表現すると、エッチな気分(厳密には少々違うが)である。
他人(主に異性)と電話している時、エッチな気分になったことが無い方はほとんど居ないだろう。
日常生活における会話相手はお互いを特定でき、エッチな気分になったと正直に言う事で関係が壊れるリスクを考えると、正直に今の気持ちを伝えられる相手ではない場合が多い。
正直に伝えられたとしても、それからエッチな話まで発展しても「電話での性行為、いわゆるセックスごっこ」は恥ずかしい事であるという自制心が働き、そのままテレホンセックスまで行われるケースは稀だ。
全てではないにしろ、そのような理由から正常な生理現象であるエッチな気分を「自覚したその場から」発展させられる人は少ない。
しかし、お互い特定できないが「声が気に入っている」相手との会話中にエッチな気分になったらどうだろう。
エッチな気分になったらエッチな話をするのではないだろうか。
エッチな話の途中で相手が自慰を始めている事が伝わってきたら、興奮するのではないだろうか。
息が荒くなり、喘ぎ声を出しはじめたら、どんな状態か聞きたくなり、その行為を共有したくなるのではないだろうか。
電話での性行為は、気の利いた卑猥で適切な言葉をお互いに投げかける事だけを指す訳ではない。
誰かと電話が繋がっている状態で性的興奮を共有する事をテレホンセックスと呼ぶのだ。
どうだろう、理解していただけただろうか。